今日の一日月島 彗が依織に話しかけるそんな1日だった。
依織は一言も喋らなかったが。
下校時間になり門を潜ると月島 彗がついてきた。
「ストーカーなんだけど」
「委員長カタイそんなこと言わずにさ仲良くなろうよ」
「アンタが仲良くなりたいのは依織でしょ」
「ついでに委員長もってことで」
「うざ」
依織と夏帆は警戒するように二人は腕を組んで歩く。
それを追いかけて一方的に話しかける月島 彗の異様な光景。
どこまでついてくる気だ。
「おいもう家だから」
「え?結城坊っちゃん」
俺の存在に気づいてなかったのか。

