悲鳴?
夏帆に続いて悪いと思ったが入ると聞こえる。
悪い予感がしてリビングに踏み入れると
「ヤメテッ母さん」
包丁を片手に持つ女性と星野 依織が居た。
間に入って咄嗟に引き剥がした。
星野 依織の体の数カ所が刺されて血の水たまりが出来ていた。
ここは危ない。
ここから逃げないと彼女は殺されるッ
星野 依織と夏帆と俺は逃げた。
星野 依織をおんぶしながら逃げたひたすら逃げた。
家の近くの河辺に彼女をおろし手当した。
「一体どうして」
星野 依織は答えようとしない。
夏帆は救急車に電話し場所と状況を言ったあと切ってこっちに戻って来た。

