「あっ、あったよー、リンっ!!」

「え、どう?どう??」

零が言うリンとは私のこと。
小川リン、私の名前。

「あ、やったぁ、リンと同じクラスだっ♪」

零は息が切れた疲れた顔のまま私に言いました。

「えっ、やったぁ!」

私達は今日この日から芽草高校1-1の生徒となりました。