が… 足に何かが引っ掛かり、私は盛大に転けてしまった。 膝を少し打ってしまったけど、すぐに何が引っ掛かったのかを確認する。 そこには隠そうともしない足があった。 「人の挨拶無視するとか失礼なんじゃね? 御園さ~ん。」 そう言う犯人は、バカにした顔で私を見下ろす。 回りからもバカにした笑いがおこる。