近づかないで



何故か喧嘩が始まった。


こういうのはどうするべきなんだろう。


止める?


「放っといていい。」


「あ、はい。」


いつのまにか隣に座っていた加山くんは、心を読んだみたいにそう言った。


それより私は加山くんが持っているクレープが気になってしかたがない。