近づかないで



「ぶれないね~」


楽しそうに静が笑う。


その直後屋上のドアが開き、四宮と加山くんが入ってきた。


四宮は静を見ると笑顔になり、加山くんは私の勉強道具を見て不思議な顔をする。 


「それ。」


「勉強道具です。」


「すっげ!


本当に隼人さんと全然違う!」