「あの、そこの人たち。」 本当は首を突っ込むつもりなんてなかった。 それに私から話しかけるなと言ったはずなのに話しかけるのは矛盾してる。 だけど、友達が危険な目に合いそう。 そう思うと首を突っ込まずにはいられなかった。 「あ?」 「今の現場一部始終撮らしてもらいました。 静に危害を加えたりしたらこれ流しますよ。」 「てめっあん時の!」 「3秒以内に散った方が身のためだ…」 「飯山。 お前まだこんなことしてんの。」 私の言葉を誰かが遮った。