「そういう静は?」 「んー、まだ決まってないんだよね。 あ、解けた。」 「…ここ計算違うと思う。」 「あー!ほんとだ…」 こんな時間は初めてで落ち着かない。 問題集から窓の外へと視線を変える。 なんとも不運なことにかつあげの現場を見てしまった。 「どうしたの?」