「そっか。まあ、あたしはいつでもwelcomeだからね！！」


何かを隠してるって果歩にはバレているのにそれを深く聞いてこようとしない彼女に心の底から感謝した。


やっぱ、果歩は最高だ。
口にしたら調子に乗るからそんなこと絶対言わない。


「ん。ありがと」


「ていうか、来週校外学習だからそれの班決めるらしいから一緒になろうよ～」


果歩はいつも通りのキラキラした可愛くて見ていると癒される笑顔をあたしに向けた。

だから、あたしもつられて自然に頬が緩む。


「もちろんだよ」


果歩がいなかったからあたしは今頃こんな学校やめてた。


絶対、楽しくなかったもん。

でも、果歩が「あたしもそこにいく！」ってついてきてくれたんだよね。


あの時は伝えられなかったけど、本当は心の中でめちゃくちゃ嬉しかったんだよ。