そんなことを思いながら、食べ終わって空になった食器をゴシゴシ、と洗う。
その間に有村くんはそそくさとお風呂へ行ってしまった。
はぁ…、ちょっとぐらい手伝ってくれたっていいじゃん。
って…ちょっと待って…
有村くん今お風呂行ったよね…!?
普通は女子が先に入るもんじゃないの!?
有村くんが入った後とかなんか嫌なんだけど…!!
って…そんなこと思ってももう遅いけど。
「はぁ~…」
誰もいないのをいいことに深い深いため息をつく。
今日だけでどっと疲れたよ。
なんでよりにもよって有村くんなのよ。
それなら、金田くんのほうが良かった。
神様は意地悪だ。
あたしの苦手な類の人と一緒に生活させるなんて。



