ツンデレ王子と溺愛同居してみたら。




まあ、あたしもそこまで意地悪じゃないからケチャップを入れるのをやめて味付けを変えた。


ギリギリセーフだった。
あとほんのもうちょっとで入れちゃうところだったから。


そして、やっと出来上がったオムライスとポテトサラダをお皿に盛り付けてキッチンのすぐ前にある大きなテーブルに置いた。


スプーンとコップとお茶もだして~っと。

準備はオッケーで後は食べるだけ。



「有村くん、出来たよ」


一応、呼んでみる。


「…」


だけど、返答はなし。

もうなんか慣れてしまってムカつきもしない。


「食べないと冷めるよ。いらないならいいけど」


あたしはそれだけいうと、椅子に腰を下ろし「いただきます」と言って黙々とオムライスを食べ進める。


一人で食べるのには慣れている。

だって、一年も一人だもん。

でも、やっぱりお正月とかお盆に実家に帰ったときはめちゃくちゃ楽しいけどね。

それで帰ってきた後に一人が無性に寂しくなる。