「き、キモい……!?いいじゃん!ふぅちゃん!」
なんか、見た目がクールで怖いからふぅちゃんって呼んだらなんか雰囲気が柔らかく感じるじゃん。
「つーかさ、さっきからなんなの?」
「俺に必要最低限話しかけてくんな」
そういうと、再び視線を本に戻した。
なっ……なっ……なんてやつだ。
やっぱり、有村くんは苦手だ。
人を寄せ付けないようなそのオーラはあたしがもっとも苦手とするもの。
みんな、こんな人のどこがいいのか。
「はいはい、分かりました」
あたしはそういうと、ポケットからスマホを取り出して恋愛小説を読み始めた。
読みかけのやつがあったんだよね~!
こんなこと実際にはないんだけどね~……。



