「…何してるの?」




「そんな首元見せてさ、どれだけ俺に嫉妬させるわけ?」




低く甘い声に心臓が大きく反応する。


そして、尋常ではないぐらいドクンドクンッと鼓動が激しく音を立てる。




「べ、別にそんなわけじゃあ…!」



「じゃあ…俺にキスマークでも付けて欲しかった?」




き、キスマーク…!?


ふぅちゃんは一人テンパってるあたしを無視して自分の唇をあたしの首に押し付けた。



そして、その数秒後チクッと首に痛みがはしった。



「いたっ…」



「これでもうしばらく髪の毛上げれなくなる」




な、な…っ!!!


ふぅちゃんって出会った頃こんなに甘かったっけ…!?


もうとろけてしまいそうなぐらい甘いんだけど…!!!