ツンデレ王子と溺愛同居してみたら。












そして、家に帰るといつもあたしよりも早く帰ってきているふぅちゃんが今日はいなかった。


どっか行ってるのかな…?




「あ、ふぅちゃん!」




ふぅちゃんの事を考えていると本人が帰ってきた。


てか……あたし、なんか態度激変しすぎじゃない??


絶対怪しまれるやつだ。




「…今日はテンション高いんだな」



「え?そう?」



「うん」




すぐに会話は終わってしまう。


だって、ふぅちゃんが続かないような返事しか返してこないんだもん。



いじけて、ソファに座っていると後ろから急に抱きしめられた。



一気に体温が上昇するのが分かり、顔まで熱くなっていく。