「じゃあ、どうするんですか?」
どっちかが友達の部屋で過ごすとか!?
それだったら、あたしは果歩の部屋行こっかな!
二人でルームシェアとか楽しみすぎ~!!
だけど、そんなルンルン気分なあたしを突き落としたのは理事長の言葉だった。
「二人で一年間過ごしてちょうだい」
「え?」
「は?」
いや、何サラッと済ましたような顔で爆弾落としてるんですか……!?
有村くんとルームシェアとか絶対ありえないし、嫌なんだけど……!!!
なに考えてんのかわかんないし、女嫌いだし、怖いし、とにかく無理……っ!!
「無理です……っ!無理!!」
あたしが理事長に向かってそういうと、理事長はあたしと有村くんを交互に見てふわっと柔らかく笑った。
「……くれぐれもこのことは秘密にしててね」
なんて、眉を八の字に下げながらどこか真剣な目で威圧してきた。
だから……あたしたちは……
「「はい」」
そう言うしかなかった。
理事長の威圧が凄すぎて、負けてしまった。
だって、怒らせてしまったら怖いって噂だし。
それにあたしたちに拒否権はナシって感じだったし。



