ツンデレ王子と溺愛同居してみたら。





あたしが玄関へとドタバタ走って部屋を出ようとしたけど、彼は未だに読書に夢中。


……なにしてんの?



「ちょっと、あんたも一緒に行くんだから!」


そういって、またリビングまで戻り、


無理やり有村くんをソファから立ち上がらせて本を抜き取り、前にある机に置いてから腕を掴むと、半ば強引にドアの前まで連れていく。



「……離してくれる?それに気安く触んなよ」



いきなりなことにかなりイラついている様子の有村くん。

でも、あたしはガン無視。

だってどっちの部屋か確かめに行くんだから二人で行かなきゃ意味無いでしょ?



「耳……ついてる?つーか、ちゃんと機能してる?」



グチグチ言ってるけど、全部無視して理事長室へと向かう。


さっきから思ってたんだけど……有村くんってめちゃくちゃ毒舌なのかも……。