「燐!」 ディスコの入り口に燐が立っていた。 「楽しかったか?」 「うん。でも、なんで私がここにいるって分かったの?」 書き置きも何もしてこなかったはずだし、燐がここにいるのが不思議だ。 「お前がこの時間まで家にいないのはここぐらいだろ。だから、健斗に電話して迎えに来た」 おら、行くぞと私の手をとって歩き出す。 燐の横顔はすごく綺麗だ。