「どうしよう!と、とりあえず、連絡……」 だけど、連絡を取りようにも、取る手段がない。 どうしよう。どうしよう。どうしよう。 幽霊の私を雇ってくれた、おじちゃんに恩を仇で返すようなこと出来ない。 いくら燐が大事だって、それは……… 「どうしよう。まさか鍵開けっ放しで出ていくわけにも行かない」 部屋のなかをウロウロして、なんとか考えをひねりだそうとするが、焦りが募るばかり。 そのとき、ちょうどピンポーンっとインターホンが鳴った。