「なあ、ルウ」 「んー?」 シングルベッドに二人で入ると、ギュウギュウだけど、それが心地いい。 「明日の朝、フレンチトーストが食べたい」 「作れと?」 うん、と燐が頷いた。 そんな風に頷いたって可愛くないんだから。 「無理だよ。作ったことないし」 「そっか。まあルウの手料理なら何でも美味しいからいいや」 いつも俺様の燐が無邪気に笑うのは、反則だ。私の心は崩壊寸前。