一緒に浴槽に浸かって、向かい合う。 水鉄砲を飛ばすと、燐は倍返ししようと お湯をぶっかけてきた。 「もー!飛ばしすぎ!」 顔を拭いながら言うと、燐の少し高くなった笑い声がお風呂場に響いた。 お風呂から出ると、また燐が髪を乾かしてくれた。 私の髪は真っ黒でセミロングぐらい。 洒落っけもなくて、ただ伸ばしてるだけの髪。お金が無いだけで染めてなかったけど、一度も染めてないからか傷みがほとんど無かった。 私としてはそれが貧乏の象徴みたいで嫌だったけど、燐は私の髪が好きらしい。