恋の神様におまかせ♪





それからの記憶は曖昧だ。



気が付いたら由紀を組み敷いていて、俺の下で怯えた目をしながら、また由紀が涙を流していた。




謝らなきゃ、誤解を解かなきゃ。



そう思うのに、体が言うことを聞かなかった。
























「……………ごめん、」


乱れた服を直して、一言呟くように言って、由紀の部屋を出た。



俺は最低だ。