『あたし、好きな人がいて、その人と、結婚したい!!!!』







『あっ…。』しまったと思った。まだ、兄と、曹達純一がいるではないか。




聞かれてしまった!?





『静、お前…。』






『私は、空腹だ。私の腹を満たしてくれたら、叶えてやらんでもない。それが、条件だ!!!』






『まかせて!!!あたし、料理は、得意なの!!!』






『私は、人の笑い声を、食す…お笑い芸人となって、人を笑わせて、私の腹を満たせ。』




『俺は、叶えてほしい願いは、ないので、遠慮しておく。』裕太は、めんどくさそうに、そう言った。





意外なのは、曹達純一だ。






『俺は、お笑い芸人になるぞ!!』やる気じゅうぶんに、純一が、雄叫びをあげる。






『曹達?マジでか?』






話し合いの結果、静と、純一が、コンビを組んでお笑い芸人になることになった。