『じゃ…お嬢ちゃん。そうゆう日は私の家に遊びにおいで。私にもお嬢ちゃんみたいな子供がいるから。』

「いいの…?」

『あぁ。いいよ。おいで。私の子供も友達が出来て嬉しいだろう。』

お嬢ちゃんは飛びっきりの笑顔を私に向けてくれたっけ…。

あぁ…そんな日が懐かしいよ…

「もー!おじちゃんまたそのお話!!でも…おじちゃんがあの時声掛けてくれなかったら私寒くて死んじゃってたかもしれないわ…笑ありがとう」

『いやいや…いいのさ。今じゃ私がお嬢ちゃんに世話してもらってるくらいだからね…笑お嬢ちゃんはもう私達の家族さ…笑笑』

「おじちゃん…。」

『あぁ…私は幸せだったよ…ありがとう…。お嬢ちゃん…幸せになりなさい。』

そう言うとおじちゃんはピタリと動かなくなり次第に身体は冷たくなり。そう…おじちゃんは亡くなったのだった…。

おじちゃん…私貴方に逢えてよかったわ。

私を助けてくれてありがとう。

おじちゃんのことは、忘れないわ…。

さよなら…。