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前線への準備を着々と進めていく。
上官は勝ち誇ったような顔をして自分にいった。
「誠に残念だ。」
そばにいた同期が殴りかかった。
「よせ…!」
自分は慌てて止めに入った。
「お前は!!こんなやつのせいで前線へ向かうのだぞ?!」
今まで見たことのないほど同期は怒りを露わにした。
「それでも、必ず帰ってくる」
自分は同期にハッキリといった。
そして、上官を見据える。
「僕は、必ず帰ってきます」
自分の初めての怒りを目の当たりにした上官は圧倒されたようで、何も言わなかった。
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