「あ~彼氏ほし~っ」 机にひじをつきながら、親友の由美(ゆみ)が呟く。 「あんたは、どれだけ彼氏を作れば気がすむんだよお~っ! 男なんて裏切る だけぢゃないの??」 由美がいきなり立ち上がる。 「何言ってんの!! 人生、男が居ないと 終わって行くよ!? もーっ愛理(あいり) には男っていうもの、分かってないぃー」 はあ…とため息をつく。