見張りの足を撃ち、動けないようにする。死なないよう考えて撃ったつもりだ。

貴様らの頭を殺せばそれでいい。だから追いかけてくるなよ。

弾は節約したいので、出来るだけ体術で倒す。
やつらはこんな戦いかたをしたことがないのだろう。驚いてなすすべもなく倒れていく。この様子じゃ、武器が使い物にならなくなったとき苦労するぞ。

油断しているな。
普段敵と戦うようなことがないからか、扉が少し開いている。

「敵にまわしたことを後悔しろ」

旧式だが、愛用している銃を向ける。驚いてなにもできなくなっている仇を撃った。