「え…えぇ?」


1人取り残された私は、頭の中を整理をするのに必死。





だって今…私、告白された…?



あの真田くんに?





「……あつ」


頬を触ってみると明らかに熱を帯びていた。


恐らく今の私は顔が真っ赤なのだろう。




だ、だって、こんな真剣な告白を受けたのは初めてだもん。





中学の時に一度だけ付き合ったことがある私。


けどそれは所詮中学生の恋愛で、ここまでドキドキしたことはなかった。




「ど、うしよ…」


混乱しているのを余所に、とりあえず教室へ戻ろうという僅かな思考が働いて、一度教室に戻ることにした。