絶対に痩せられるダイエット

ガチャリとドアが開き
部屋の中に入るなよ子。


「なよ子さん。また一緒に
拷問をしたいですねぇ……


もう死ぬから無理かな?っひひひ!」



部屋の中には
気持ちわるい声で笑う


マッチョ男が立っている。


「なよこちゃんが死体になっても
ちゃんと髪をセットして


棺桶に入れてあげるからねぇ!」


マッチョ男の隣には
ハサミを持った美容師が立っている。


なよ子は2人を
睨んだ後


部屋の中央を見た。


殺風景な部屋の中には
豪華な椅子が一つ。



その椅子には
員子が座っていた。


邪悪な笑いを浮かべ
なよ子を見据える員子。



員子を見て少しビビるなよ子。


でも気を取り直して
なよ子も員子を睨む。


「今日は決着をつけにきた」


冷静ななよ子の声。


「お前を倒す」