朝。


窓から朝日が差し込む部屋。



ベッドに寝ていたなよ子が
うっすらと目を開けた。


なよ子は飛び起きて
スキップしながら


ごちそうがたくさん並んでいる
朝のテーブルへと向かっていく。


卵が焼けるいい匂い。


トーストもチンと
焼きあがっている。


朝は最高の時間。


だっておいしいものが
あふれているから。


「いただきまーす!」


笑顔全開のなよ子が
トーストを口に放り込もうとする。


しかしその瞬間


なよ子の頭の中に
昨日の屈辱が蘇ってきた。