絶対に痩せられるダイエット

検索ちゃんの声を聞いて
なよ子は勢いよく振り返った。


もしかして?


淡い気持ちが
心の中に広がっていく。


でも心の中に芽生えた
一筋の光を打ち消すなよ子。


そんなわけない。
許してくれるわけない。


でも……


なよ子は立ち上がった検索ちゃんを
じっと見つめる。


検索ちゃんは涙で腫れた目をこすりながら
静かに口を開いた。


「私もなよ子ちゃんに言いたいことがある」



しんと静まり返る広場。


なよ子はドキドキして
検索ちゃんの言葉を待っている。


検索ちゃんはなよ子を
じっと見つめてこう言った。



「チョチョシビリ霊子」