でもなよ子の頭の中に
検索ちゃんの泣き顔が
蘇ってくる。
「大っ嫌い!」
壊れたギターを抱えて
検索ちゃんは泣いていた。
全ては自分のせい。
一郎を奪われると
勝手に誤解して
ライブをぶち壊したなよ子のせい。
もう絶対に許してくれないだろうと
なよ子は思った。
下を向いてなよ子は
歩き出した。
家にも帰りたくない。
でも行く当てなんかない。
もう消えてしまいたい。
そう思いながら
なよ子は歩き続ける。
ずんずんと歩き続けたなよ子は
広場にたどり着いた。
ショッピングモール。
夕暮れのショッピングモールの広場は
いつも検索ちゃんと遊んでいたところ。
ファンのみんなと一緒に
検索ちゃんとダンスを踊った
思い出の場所だった。
「なんだか私って
検索ちゃんめぐりしてない?」
そう言って苦笑いするなよ子。
嫌われてるって
分かってるのに
なよ子は検索ちゃんのことばかり
考えている。
検索ちゃんの泣き顔が
蘇ってくる。
「大っ嫌い!」
壊れたギターを抱えて
検索ちゃんは泣いていた。
全ては自分のせい。
一郎を奪われると
勝手に誤解して
ライブをぶち壊したなよ子のせい。
もう絶対に許してくれないだろうと
なよ子は思った。
下を向いてなよ子は
歩き出した。
家にも帰りたくない。
でも行く当てなんかない。
もう消えてしまいたい。
そう思いながら
なよ子は歩き続ける。
ずんずんと歩き続けたなよ子は
広場にたどり着いた。
ショッピングモール。
夕暮れのショッピングモールの広場は
いつも検索ちゃんと遊んでいたところ。
ファンのみんなと一緒に
検索ちゃんとダンスを踊った
思い出の場所だった。
「なんだか私って
検索ちゃんめぐりしてない?」
そう言って苦笑いするなよ子。
嫌われてるって
分かってるのに
なよ子は検索ちゃんのことばかり
考えている。


