絶対に痩せられるダイエット

なよ子は取り巻きと別れた後


1人で夕暮れの街を
歩いていた。


自分の家とは
反対方向に


ずんずんと歩いていくなよ子。


虚ろな目で歩くなよ子。


一体なよ子の目には
何が写っているのか?


そこに希望は
あるんだろうか?


そして突然足を止めたなよ子。


上を見上げると
そこには


フィットネスクラブの看板。


「もっときれいになりたい……」


そうつぶやいたなよ子は
建物の中に入って行った。