するとなよ子は廊下で
不審な影を見かけた。
その不審な人物は
人目を避けて
うつむきながら
学校の売店へと走っていく。
「どっかで見たことあるな。
誰だっけ?」
そう言って首をかしげるなよ子。
怪しい人物は
菓子パンのコーナーの前で
じっと立ち尽くしている。
もしかして……
そう思ったなよ子は
こっそりと
怪しい人物に近づいていく。
怪しい人物はうつむいて
暗い顔。
虚ろな瞳で
その人物は売店のおばちゃんに
こう言った。
「アンパン5個ください……」
不審な影を見かけた。
その不審な人物は
人目を避けて
うつむきながら
学校の売店へと走っていく。
「どっかで見たことあるな。
誰だっけ?」
そう言って首をかしげるなよ子。
怪しい人物は
菓子パンのコーナーの前で
じっと立ち尽くしている。
もしかして……
そう思ったなよ子は
こっそりと
怪しい人物に近づいていく。
怪しい人物はうつむいて
暗い顔。
虚ろな瞳で
その人物は売店のおばちゃんに
こう言った。
「アンパン5個ください……」


