絶対に痩せられるダイエット

次の日。


なよ子は浅い眠りから
目が覚めた。


目をこすって
体を起こすなよ子。


なぜだかわからないけど
最近よく眠れない。


フラフラしながら
なよ子は部屋を出て


リビングへと向かっていく。


朝のキッチンには
いつも通りお母さんがいた。


「なよ子……朝ご飯は食べたほうがいいよ」


心配そうな顔をしたお母さんを
なよ子はにらみつけた。


「太るからいらない!
ほっといてよ!」


なよ子はコップで水を一杯飲むと
お母さんと目も合わせないで

また部屋へと戻ってしまった。