残念そうな顔の名よ子は
ため息をついて
自分の二の腕を見た。
なよ子の二の腕は
まだぽよんだらんと
ぶら下がっている。
「あーあせっかくの美人が
こんな二の腕してたら
台無しだなー」
もっとやせなきゃと
なよ子は思う。
もっとやせて
完璧にならなきゃ。
やせれば
私はもっときれいになれる。
もっともっときれいになりたい。
もっともっとまわりから
ちやほやされたい。
もっともっと……
ため息をついて
自分の二の腕を見た。
なよ子の二の腕は
まだぽよんだらんと
ぶら下がっている。
「あーあせっかくの美人が
こんな二の腕してたら
台無しだなー」
もっとやせなきゃと
なよ子は思う。
もっとやせて
完璧にならなきゃ。
やせれば
私はもっときれいになれる。
もっともっときれいになりたい。
もっともっとまわりから
ちやほやされたい。
もっともっと……


