「そんでもって
てっぺんはもっこりした感じで
下の方はほんわかあったかした感じに
したいんだけどなー」
なよ子の言葉を聞いて
美容師の男は意味が解らず
汗をダラダラ流している。
ここまでのやり取りで
お気づきの方もいる事だろう。
もしかしたら
自分に心当たりがある人も
いるかもしれない。
そう。
なよ子は重度の
<人に説明するのがヘタ病>に
罹患していた。
しかも進行具合はステージ3。
もはや日本語かどうかも怪しいほどの
末期状態だったのだ。
てっぺんはもっこりした感じで
下の方はほんわかあったかした感じに
したいんだけどなー」
なよ子の言葉を聞いて
美容師の男は意味が解らず
汗をダラダラ流している。
ここまでのやり取りで
お気づきの方もいる事だろう。
もしかしたら
自分に心当たりがある人も
いるかもしれない。
そう。
なよ子は重度の
<人に説明するのがヘタ病>に
罹患していた。
しかも進行具合はステージ3。
もはや日本語かどうかも怪しいほどの
末期状態だったのだ。


