絶対に痩せられるダイエット

超美人になってしまったなんて
変な妄想をしてしまった。


我ながらバカなんじゃないか
と思うなよ子。


なよ子は笑いながら
隣に座る男子に声をかけた。


「ねえねえ私ってすごい美人?


んなわけないよね。
わははは」



なよ子は冗談を言って
笑わせたつもりだったが


話しかけられた男子生徒は
赤い顔をして下を向いてしまった。


どうしたんだろうと
不思議に思うなよ子。


やがて下を向いた男子生徒が
振り絞るような小さな声で

つぶやいた。


「なよ子さんは…超絶キレイっす…」