絶対に痩せられるダイエット

間違いない。


こんな超絶安い時給で
人を働かせる悪人は1人しかいない。


すると突然部屋のドアが開いた。


「こんにちはなよ子さん」


ヤッパリ員子だ。
なよ子はため息をついた。


またこいつかという気持ち。


一体どんだけ悪い事を
したら気が済むんだろう?


員子はなよ子の前に
立つとにっこりと笑った。


そしてなよ子の縛られた手に
握手をするとこう言った。


「なよ子さん。10キロも減量したのよね。


すごいわ。あなたの頑張りは
本当に偉いと思う」