なよ子に聞かれた
ムキムキ男はにやりと笑った。
「雇い主の秘密は
言えませんね……フフフ」
まったく答えを言ってくれない
ムキムキ男。
でもなよ子はうっすら
なんとなくわかっていた。
こんな悪い事をする人は
1人しかいない。
自称20才の焼け野原フェイスが
なよ子の頭の中に浮かんでくる。
なよ子はもう一度
ムキムキ男に質問した。
「あのーちなみに拉致監禁のアルバイトって
時給いくらですか?」
すると弾けたように笑顔になった
ムキムキ男。
「時給24円から30円に
上がったんですよー!
うれしいなー!」
ムキムキ男はにやりと笑った。
「雇い主の秘密は
言えませんね……フフフ」
まったく答えを言ってくれない
ムキムキ男。
でもなよ子はうっすら
なんとなくわかっていた。
こんな悪い事をする人は
1人しかいない。
自称20才の焼け野原フェイスが
なよ子の頭の中に浮かんでくる。
なよ子はもう一度
ムキムキ男に質問した。
「あのーちなみに拉致監禁のアルバイトって
時給いくらですか?」
すると弾けたように笑顔になった
ムキムキ男。
「時給24円から30円に
上がったんですよー!
うれしいなー!」


