絶対に痩せられるダイエット

よく考えたら
倉庫の壁がしゃべるわけがない。


なよ子は一生懸命涙を拭いて
軽く髪を整えた。


何でこんなところに
一郎君が?


頭が混乱して
めまいがしてくる。


「一郎君、なんでこんなところに?」



かすれた声で
呆然と質問するなよ子。


「なんでって…倉庫の掃除当番だから。


なよ子ちゃんこそどうして
こんなところにいるの?」



一郎に逆質問されて
なよ子は答えることが出来ない。


一郎とののかがキスをしたと聞いて
涙を流してたなんて


ホントの事も言えないなよ子は
赤い顔で下を向いていた。