絶対に痩せられるダイエット

「どうしたの?」


その時
倉庫の壁がしゃべった。


「ほっといてよ!」


なよ子は少しキレ気味に叫んだ。


それにしても
おせっかいな倉庫の壁だ。



さっきは質問しても
なんにも答えてくれなかったのに


何で今頃しゃべるんだろう?



「ほっとけないよ。
こんなところでなにしてんの?」


しつこい倉庫の壁だ。


なよ子はしつこい壁を蹴ってやろうと
涙を拭いて立ち上った。


その瞬間


なよ子は心臓が飛び出すかと
思うくらい驚いた。


なぜか?


なよ子の後ろに
一郎が立っていたからだ。