絶対に痩せられるダイエット

「かかか……唐揚げは
お母さんが食べて。


私、ダイエット始めたから」


タンスの角に小指をぶつけて
粉砕骨折した時のような顔で


なよ子はそう言った。


お母さんは顔を曇らせる。


「大丈夫なの?ダイエットなんて。

なよ子はまだ高校生だから
体重なんて気にする必要は

ないと思うけど……」


「ほっといてよ!」


なよ子はお母さんの言葉に
思わず叫んでしまった。


でも

お母さんは何も悪くない。


叫んだあとで
物凄く後悔するなよ子。