絶対に痩せられるダイエット

「きょうは友達のみんなと
買い物に来たんだ」


一郎の屈託のない笑顔。



なよ子の顔色が
灰色からピンク色へと


変わっていく。


さりげなく髪の毛を直した
なよ子は


潤んだ瞳で
一郎を見つめる。


「わ、私は献血と
髪の毛を切りに来たんだ」


なよ子は顔を赤くして
一郎に答えた。


さっきまでのゾンビ顔が
ウソのように


元気になっているなよ子。


まさか強制的に5キロ体重を落とすために
献血に来たとも言えず。


人の役に立ちたいと
思っている風な顔をしているなよ子。


すると一郎は
何かに気が付いたように


なよ子をじっと見つめた。