「じゃあなよ子さん。来週までに
5キロ痩せてきてねー。


方法は何でもいいわよ。
好きなだけ食べていいし。


要するになんでもいいから
5キロ落とせばいいのよ。


じゃあがんばってね!」


なよ子はケツを蹴り飛ばされて
店から追い出された。


もちろん黒い首輪は
なよ子の首にしっかりと


着いたままだ。


「どうしよう……」


青ざめた顔で途方に暮れるなよ子。