「これは夢?悪夢なの?」


なよ子がつぶやく。


員子がボタンを押したと同時に
叫び声が聞こえた。


体重オーバーのまさ子は
大量の血をまき散らし



血の海に沈んだ。


青ざめるなよ子。


にやりと笑う員子。



殺伐とした部屋に
よどんだ血の香りが漂う。


すると員子は
一枚の紙を取り出すと


動かなくなったまさ子の上に
ひらひらと落とした。