次に会えるのはいつだろう。

そんなことを考えてしまうのは…

やっぱり君が好きだから。

でも、

彼は私と違って

普通に高校に通っている。

協調性のない私が

普通に高校に通うと

周りの空気が凍りつく。

嫌でも、そのくらいわかる。

だから、定時制を選んだ。

雪女みたいな私が

朔と一緒にいる権利なんてある?

暗く冷たい場所で生きてきた私と

明るく温かい場所で生きる君は

まるで月と太陽なんだ。