月と太陽

「美月?」

なんでいるの?と言わんばかりの顔。

「ミツキです、サクヤ。」

「ごめんね?」

少しふざけ合い、お互いに笑った。

久しぶりに会えて、話せて。

嬉しいなぁ…

「私、そろそろ帰るね」

そう言うと

「じゃあ、俺も帰る〜」

と言ったので、

一緒に凛さんのところへ向かった。





「凛さん、帰るね。ありがとうございました」

「ありがとうございました」

と言って私とサクヤが帰ろうとしたら

「サクヤ、ミツキを送ってくれる?」

と凛さんが言った。

「わかりました。」

と答える君。

「大丈夫だよ?私、1人でも帰れる!」

と言ったけど、

凛さんとサクヤからの視線が冷たかったので

送ってもらうことにしました。はい。