ぬいぐるみ戦争

先輩達のことも全く見えなくなるほどの霧だ。


少しするとしがみついていたメガトンスの腕が消え、僕は背中から地面に落ちた。


思いっきりむせていると、また先輩達の声が響く。


「あいっかわらずの能力だな。便利なのはいいけどよー、大味過ぎんだよ。なんだこの霧。」


「流石やね遊馬くん!!いや〜……デイ・ドリーム!!(笑)めっちゃ必死やん(笑)」


「強化、溶けませんでしたか?今日は少し時間がかかったので不安で…でも凄かったですも!3回目にしては上出来です。」


いつの間にか目の前に立っていた先輩達は、皆一様にうんうん頷いている。


かたや僕は、地面に這いつくばったままぐったりとしている。