にやりと笑う瑠璃さんは何故かとても綺麗で、思わず見とれてしまった。



「開花のお時間です、私の能力。ボンズ!」



瑠璃さんの体は青く発光していた。


叫ぶと同時に、千羅さんの足に青い枷が現れた。



「おおきに、瑠璃。行ってきます!」



千羅さんは荷台から飛び上がった。


5mは飛び上がったのだろうか、全く目で追えなかった。