私は昔から人に怖いと言われることが多い。
自分では普通にしているつもりなのに、チャラいとか、睨んでるみたいとか、
そんなことばっかり言われてきた。
「はぁ、、、」
いつまでも変わらない自分の運命に思わずため息をついた時だった。
「ねぇどうしたの!!
暇だったら一緒に部活動見学行かない?」
驚いて顔を向けると、
この高校では珍しい茶髪で、ブラウスのボタンを3つも開けた女の子だった。
色白でパッチリとした二重が印象的だ。
「うん、暇。一緒に回ろう!」
声をかけられたことが嬉しかった私は、すぐにオッケーをした。
「あたし、村井由宇(むらいゆう)。由宇でいいから!」
「おっけ、由宇ね。私のことは菜穂ってよんで〜!」
私と由宇は、好きな俳優や理想の高校生活の話で意気投合してすぐに仲良くなった。
由宇は見た目は少し怖いけれど、話してみると
楽しくて優しい人なんだってすぐに分かった。
高校生活、いいスタート切れたかも、、
これから始まる生活に期待が膨らむ。
その日は由宇といくつか部活を見て回り
帰りにアイスクリームを食べて帰った。
『菜穂〜〜。由宇だよ!
これからよろしくね????』
夕飯のときに由宇から届いたそんなLINEに
思わず笑顔になった。
早く返信したくて、普段から禁止されている
けど食事中に携帯をいじってしまう。
「こら、菜穂!ご飯中にスマホはダメって何回言ったら分かるの。」
「分かってるけど、新しくできた友達に早く返信したいんだもん。」
お母さんは 仕方ないわねぇと呟いて、見過ごしてくれた。
「菜穂、友達もいいけど、彼氏もできそう?
イケメンの子、いた?」
お母さんが目をキラキラさせて私を見てきた。
えっ。ちょっと待って。
私、共学だよね?男子の存在確認したっけ?
ていうか男子いた?
私の頭は大パニック。
「ねぇお母さん!私って共学だよね!?」
「はぁ?そうでしょう。
クラスに男の子いたでしょ?」
お母さんは呆れた顔をしている。
ってことは私、、、
友達を作るのに精一杯で男子が一切
目に入ってなかったんだ!!!
あまりの間抜けさに自分でも驚く。
どんなに必死でもそれはありえないでしょ、普通。
「明日しっかりイケメン探してくるわ、、、」
彼氏見つけて来なさいよ!なんて言うお母さんを残して部屋に戻った。
自分では普通にしているつもりなのに、チャラいとか、睨んでるみたいとか、
そんなことばっかり言われてきた。
「はぁ、、、」
いつまでも変わらない自分の運命に思わずため息をついた時だった。
「ねぇどうしたの!!
暇だったら一緒に部活動見学行かない?」
驚いて顔を向けると、
この高校では珍しい茶髪で、ブラウスのボタンを3つも開けた女の子だった。
色白でパッチリとした二重が印象的だ。
「うん、暇。一緒に回ろう!」
声をかけられたことが嬉しかった私は、すぐにオッケーをした。
「あたし、村井由宇(むらいゆう)。由宇でいいから!」
「おっけ、由宇ね。私のことは菜穂ってよんで〜!」
私と由宇は、好きな俳優や理想の高校生活の話で意気投合してすぐに仲良くなった。
由宇は見た目は少し怖いけれど、話してみると
楽しくて優しい人なんだってすぐに分かった。
高校生活、いいスタート切れたかも、、
これから始まる生活に期待が膨らむ。
その日は由宇といくつか部活を見て回り
帰りにアイスクリームを食べて帰った。
『菜穂〜〜。由宇だよ!
これからよろしくね????』
夕飯のときに由宇から届いたそんなLINEに
思わず笑顔になった。
早く返信したくて、普段から禁止されている
けど食事中に携帯をいじってしまう。
「こら、菜穂!ご飯中にスマホはダメって何回言ったら分かるの。」
「分かってるけど、新しくできた友達に早く返信したいんだもん。」
お母さんは 仕方ないわねぇと呟いて、見過ごしてくれた。
「菜穂、友達もいいけど、彼氏もできそう?
イケメンの子、いた?」
お母さんが目をキラキラさせて私を見てきた。
えっ。ちょっと待って。
私、共学だよね?男子の存在確認したっけ?
ていうか男子いた?
私の頭は大パニック。
「ねぇお母さん!私って共学だよね!?」
「はぁ?そうでしょう。
クラスに男の子いたでしょ?」
お母さんは呆れた顔をしている。
ってことは私、、、
友達を作るのに精一杯で男子が一切
目に入ってなかったんだ!!!
あまりの間抜けさに自分でも驚く。
どんなに必死でもそれはありえないでしょ、普通。
「明日しっかりイケメン探してくるわ、、、」
彼氏見つけて来なさいよ!なんて言うお母さんを残して部屋に戻った。
